ぼちぼちいこか
Kotonoha-Bar のお時間です。
こんばんわ、年末年始の時間にまかせて音楽を聞きくと・・・あっ、これもあれもと・・・どっぷり音楽漬けの日々^^;
今回は、日本語ブルーズの名盤と言い切ってしまう、この1枚。
♪大阪へ出て来てから もう1年
どぎつい大阪弁にも 慣れたけど♪
70年代初めから半ばにかけて大きく盛り上がった関西ブルーズ・シーン。
そんな75年6月に発売された『ぼちぼちいこか』
クレジットは”上田正樹と有山淳司”となっているが紛れもない South To South のアルバム。
ラグタイム・ブルーズにぴったりハマった大阪弁が"こてこて"の人情あふれる浪花風情を描く作りは South To South のステージの第一部を彷彿させる。
(同年12月にはステージ二部をそのまんま詰め込んだライブアルバム『この熱い魂を伝えたいんや』がリリースされる)
♪Come on 買い物 Come on 買い物
買い物にでも 行きまへんか♪
どこか悲しげでソウルフルな上田正樹のヴォーカル、有山淳司のとぼけた(いい意味)歌声も味があり、バックには華を添えるゲスト参加の”下北沢のジャニス”(懐かし~い)金子マリ。
大阪弁という飛び道具?を使い、ブルーズに日本語をのせた意味でもこのアルバムの意義は大きい。
(その後、『憂歌団』が日本語ブルーズでメジャーになったけど、"こてこて"の関西ブルーズを残しつつも関西弁の詩でないことが、広く受け入れられたと私は見ている)
まぁ、なんやかんやゆーても
きつねうどんと漫才とブルーズは、やっぱ大阪やねぇ(^^)y-.。o○
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